第243回通常例会 議事録

第243回例会(オンライン例会)

 日時: 2020年3月14日(土)10:00-12:00 場所: オンライン例会

 本日はコロナウイルス感染拡大防止に一役かうため、初のオンライン例会となりました。ZOOM社のオンライン会議サービスを利用して、自宅や出先から参加。出入りがありましたが、おおむね12人がつながっている状態でした。

 準備スピーチ、論評、テーブルトピックス、それからウォームアップ・プログラムのGood&New、News of the Weekと、通常の例会とほぼ同様のラインナップ。

 会長のY.Kさんが今朝のトーストマスターも務め、例会を進めました。参加者がシステムに慣れていないことや通信不良のため、リカバリーに暫し時間をとられることもありましたが、定刻通りの進行になりました。

 ・今朝の言葉
 Y.Sさんより、今朝の言葉として、「前向き」、英語は「Positive」が紹介されました。この今朝の言葉が、初のオンライン例会の雰囲気を表していました。

 ・News of the Week
 H.Aさんが、明るいニュースとして、桜前線の到来、そして東京の桜の名所を、満開の桜の美しい写真とともに案内されました。 またこの状況下でも楽しめる屋外のレジャーを紹介されました。

 ・準備スピーチ
 準備スピーチのセッションでは、趣向の異なる2本のスピーチが披露されました。
 準備スピーチ1本目は、K.Tさんによる日本語スピーチ「人見知りあるある」
 スタンドアップコメディのスタイルを取り入れたユーモアスピーチで、別のクラブで行った内容をブラッシュアップしたそうです。自身の人見知りをネタにした、関西お笑い風なスタンドアップコメディでした。今回はオンラインでの展開なので、観客の反応が見えずに、勝手が違ったそうです。
 準備スピーチ2本目は、S.Wさんによる日本語スピーチ「舞台をつくる~実録・エリアコンテスト」。ビジュアルが豊富なスライドを使い、エリアコンテストのロジについて、実践的なティップスを交えたプレゼンで、多くのメンバーの勉強になったはず。 オンラインの特性を生かし、スライドショーが鮮明に見え、ストレスなく進行していました。

 ・テーブルトピックスの部
 テーブルトピックスマスターのD.Mさんより、コロナウイルス騒動で様変わりした生活をテーマとしたお題を出されました。不自由なことが多いものの、メンバーの皆さんがこれを逆手にとって、日々の暮らしを楽しんでいる光景が目に浮かびました。

 ・論評の部
 2名の論評者のうち、1名がログインできなかったため、数名がボランティアとなって、K.Tさんにアドバイスしました。T.TさんがS.Wさんに対して、オンラインでのプレゼン進行に関して、具体的な論評を行いました。
 総合論評のT.Kが、オンライン例会での良い点として、会場での行き来がないので進行がスムーズで時間節約になる、ビジュアルエイドが見やすいのでプレゼン系のスピーチはやりやすい、などを挙げました。一方で、難しい点として、観客の反応が肌感覚としてわかりにくいので、ユーモアスピーチなど情感を求める際のデリバリーの難しさを挙げました。ユーチューバーって、けっこう苦労が多いことがわかりましたね。

 ・表彰
 本日のベストスピーカーはS.Wさん、ベスト論評者はT.Tさん、ベストテーブルトピックススピーカーはS.Kさんが受賞しました。

 ・まとめ
 初めての試みでしたが、いつもITを支援してくれるS.Wさんと、会長であり今日のトーストマスターのY.Kさんの入念な準備と、落ち着いた進行のおかげで、スムーズな例会になりました。少々バタバタ感はありましたが、学びの多い、密度の濃い2時間でした。ゲストが参加しやすいのもオンライン例会の特長です。元メンバーで米国在住のS.M さんが参加できたのは、リアルな例会ではたやすいことでありません。また、エリアディレクターのSさんも参加してくれました。なお、コロナ騒動の収束がみえないため、次回もオンライン例会となります。そこで、閉会後も、有志で今後について意見交換をしました。

 (議事録担当 T.K)